社員の意識を変える
今日は、ある企業の変革運動を紹介します。
社員たちを連れて、社長は箱根の山のぼりをはじめました。
しかし暗い山道でロ論がはじまってしまいました。
そうこうしているうちにミスコース。
万歩計は、ミスコースの分を除いてはくれないので、何の役にもたたなくなりました。
とうとう、けんかになってしまいました。
この体験は社長の彼にとって、「自分の中にあった大きな疑問をいっきょに解いてくれた」こととなりました。
その一つは、相手に関係なく、自分のやっていることに満足してしまっていたこと。
もう一つは、部下が抵抗を示すのは、やる気の問題ではなく、そうさせるようなことが過去か現在にあったからだということ。
さらに決定的な一つは、道具(万歩計)や手法(STやTKJ)に頼ろうとしたことでした。
彼は、この発見による感動に身震いしました。
「人の意識と闘う必要はない。
売り上げや利益という、自分たちの目標とどう取り組むかだけを考えていけばよいのだ。
それが、人びとがよりよく生きることになってさえいれば、それでよいのだ。
いや、そうでなくてはならないのだ」。